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Regula Reflex 2000 CTL - Camera-wiki.org - The free camera,Regula Reflex 2000 CTL - Camera-wiki.org - The free camera,image014.jpg,regula2000(7)_20130316.jpg,フィルムカメラ 35mm一眼レフ,西ドイツ、キング社のフィルム一眼レフカメラ、Regula Reflex 2000CTLと標準レンズのセットです。M42マウントの機械式一眼レフですが、聞いたことがない方も多いかもしれません。キング社は西ドイツのカメラメーカーで、どちらかというとコンパクトカメラなど普及機のラインナップが中心のメーカーでした。そんなキング社が念願の高級機として、威信を賭けて発売したレンズ交換式一眼レフカメラが本機となります。1969年に発売された機種ですが、布幕横走りシャッターで1/2000、シンクロ速度1/125を達成しています。1/2000シャッターを達成した機種としてはこの機種以前にはライカフレックスやキヤノンフレックスR2000、数年後にはキヤノンF-1やニコンF2が知られていますが、いずれも高級機が並びます。ただ、実は布幕でシンクロ速度1/125を同時に達成した機種はこの機種の他に無いようなのです。シャッターの制御は高速側もさることながら、フラッシュ撮影時の使い勝手に影響するシンクロ速度は、シャッターが全開の時間が何分の1秒であるかを示します。したがってこれを速めようとする場合、シャッター幕そのものの動作を速くする必要があるのです。あえて難しい道を選んででも高性能なカメラを世に出そうとしたメーカーの気合いが感じられますね。本品はシャッター各速正常に切れており、露出計も動作しています。電池はH-D型水銀電池×一個ですので、関東カメラの電圧変換タイプのアダプターがあると良いでしょう。電池のキャップが取り外しにくく、何やら前ユーザーがコインで外すための溝を付けた跡があります。レンズは、 Isco-Göttingen Regula Westromat 50mm f/1.9 が付属します。こちらもドイツのブランドを擁するレンズですが、樹脂製の外装が白化するなど、ヤレが出ています。レンズそのものにはカビやクモリは出ていないようですが、樹脂が割れてしまったりしないよう丁寧に扱いたいものです。ちょっとマイナーな、でも気合いの入ったM42マウント一眼レフはいかがでしょうか？King Regula Leitz Zeiss Voigtländer Ihagee Rollei Pentax Ricoh Chinon Cosina Yashica